【リメンバー・ミー歌詞和訳】意味が全く違う!?英語版で見る神曲

ディズニーシー

皆さんこんにちは。Momijiです。
パークを訪れる時や映画を見る時、音楽を聴く時、ディズニーに触れる瞬間が今よりももっときらめくようなトリビア・豆知識について解説します。

今日は、「リメンバー・ミー(原題:Coco)」より、「Proud Corazón(音楽はいつまでも)」の歌詞及び和訳、日本語歌詞との比較についてのお話です。

この曲は作品のラストを飾る取っておきのナンバー。
東京ディズニーシーのショー、「ビリーブ・シーオブドリームス」や、東京ディズニーランドのパレード、「ハーモニー・イン・カラー」にも登場しているので、聞いたことある!という方も多いかもしれません。

momiji
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パレードやショーでは独自のアレンジがされていることも魅力の一つ!
是非色々なバージョンを聴き比べてくて下さい。

そんな同曲ですが、日本語版と英語版、実は訳し方でかなり意味が違うのです。
私は断然英語版の方が大好き!!!なのですが、その理由と違いについてお話します。

熱烈なファンも多いリメンバー・ミーですが、この記事を読めばより作品について理解出来ること間違いなしです。
では早速見ていきましょう!

それぞれの歌詞

英語版歌詞(和訳)

Say that I'm crazy or call me a fool
おかしい、馬鹿げてるって言われるかもしれない

But last night, it seemed that I dreamed about you
でも昨日の夜、君の夢をみたようなんだ

When I opened my mouth, what came out was a song
口が開いた時、零れてきたのは歌だった

And you knew every word and we all sang along
君も歌詞を知っていて、一緒に歌ったんだ


To a melody played on the strings of our souls
魂の弦で奏でるメロディーに合わせて

And a rhythm that rattled us down to the bone
リズムは骨まで揺さぶる

※1
Our love for each other will live on forever
僕たちの愛は永遠に生き続ける

In every beat of my proud corazón
この誇り高き心臓の鼓動の中に


※1 繰り返し


※2
Ay mi familia! ¡Oiga mi gente!
あぁ僕の家族!みんな聞いてよ!

Canten a coro, let it be known
声を揃えて歌って、みんなに伝えよう


※1 繰り返し
※2 繰り返し
※1 繰り返し

日本語版歌詞

おかしいって 思うかな
君の夢を 見たんだよね

ぼくは自然と 歌い出して
君もみんなも 歌い出して

魂が奏でる 素敵なメロディ
骨も揺さぶるよ 軽快なリズム

※1
みんなの思い出と共に
生き続ける いつまでも

※1 繰り返し

※2
声を合わせ(声を合わせ) ぼくら家族
歌いながら 伝えよう(ぼくら家族)

※1 繰り返し
※2 繰り返し
※1 繰り返し

歌詞の違いについて

英語タイトル「Proud Corazón」の直訳は、「誇り高き心
※1の部分がこの曲のいちばん重要な部分になりますが、英語でタイトルにもなっている部分が日本語だとすっかり抜けてしまっているんです…。

死者の国を冒険し帰ってきた少年が、
心臓の鼓動ひとつひとつに家族や先祖を感じ、すべての思いを込めて歌っている。
そこがこの曲、ひいてはこの映画で最も大きなテーマとなっているのです。

ただ単に、「音楽が続いていく」という曲では無いのです。

日本語版では、「いつまでも生き続けるもの=音楽」としてタイトルも歌詞もつけられていますが、原曲は違います。

Our love for each other will live on forever(互いを思う愛はいつまでも生き続ける)”
となっています。

そしてそれは、
“In every beat of my proud corazón(この誇り高き心臓の鼓動の中に)”
生き続けるのです。

死者の国を旅して、心臓を持たない人に出会い本気で向きあったミゲルが歌う
「すべての心臓の鼓動」という言葉。本当に深いなと思います。

生きていくのに少しだけ疲れてしまったとき、私は毎度この曲で勇気をもらいます。

ここまで深くは考えずとも、涙なしには見られないリメンバーミー。
是非みなさんももういちど、改めて歌詞を想像しながら作品を見返してみてください。

それでは、夢と魔法に溢れたみなさんの人生。
今日もすてきな旅のひとときをお過ごしくださいね。

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