【9割は知らない】日本語ではわからない「小さな世界」の本当の意味

ディズニーランド

ディズニーをもっと楽しむトリビアの世界

皆さんこんにちは。Momijiです。

パークを訪れる時や映画を見る時、音楽を聴く時、ディズニーに触れる瞬間が今よりももっときらめくようなトリビア・豆知識について解説します。

今日は、ディズニーランドを訪れたことのある人ならだれでも知っている名曲、「It’s a small world(小さな世界)」のとっておきの話です。

耳に残るいい曲だなぁと思っていても、冷静に日本語歌詞を聞くとどういう意味かよく分からないこの曲ですが、英語で聞くと、実はとっても奥が深いのです。 早速、日本語の歌詞から見ていきましょう。

せかいじゅう どこだって
わらいあり なみだあり
みんなそれぞれ たすけあう
ちいさなせかい

せかいは せまい
せかいは おなじ
せかいは まるい
ただひとつ

せかいじゅう だれだって
ほほえめば なかよしさ
みんなわになり てをつなごう
ちいさなせかい

せかいは せまい
せかいは おなじ
せかいは まるい
ただひとつ

せかいは まるい ただひとつ

いかがでしょうか?
シンプルかつ、素敵な歌詞で聞いているだけで幸せになります。
思わずディズニーでの幸せな思い出やアトラクションの風景を思い浮かべた人も多いのではないでしょうか。

しかし、私が小さい頃から気になっていた歌詞があります。

せかいは せまい
せかいは おなじ
せかいは まるい
ただひとつ

ここ。正直、何が言いたいのかよくわかりませんでした。
それを踏まえて英語版。一行ずつ日本語訳もつけているので、じっくり読んでみてください。
※オリジナルの意訳が含まれるため、正確な翻訳ではありません。

It's a world of laughter
ここは笑いの世界

A world of tears
ここは涙の世界

It's a world of hopes
ここは希望の世界

And a world of fears
ここは不安の世界

There's so much that we share
分かち合うものがたくさんある

That it's time we're aware
今がそれに気が付く時

It's a small world after all
だって何しろ世界は小さなものなのだから

It's a small world after all
It's a small world after all
It's a small world after all
It's a small, small world
だって何しろ、世界は小さな、小さなものなのだから

There is just one moon and one golden sun
たったひとつの月とひとつの輝く太陽

And a smile means friendship to every one
笑顔は誰にとっても友情のしるし

Though the mountains divide
山が隔てても

And the oceans are wide
海は広くても

It's a small world after all
だって何しろ世界は小さなものなのだから

It's a small world after all
It's a small world after all
It's a small world after all
It's a small, small world
だって何しろ世界は小さな、小さなものなのだから

いかがでしたか?
恐らくみなさんにとっても不思議だった、サビの部分の英語の歌詞は、

「It’s a small world after all(だって何しろ世界は小さなものなのだから)」

たったこれだけで構成されていたのです。

そしてそれを深くするのが、1番と2番の歌詞。
英語の歌詞はこんなにもまっすぐで、伝えたいことがストレートに書いてあります。

いいことも悪いこともたくさんあって、それでも同じものを共有し、分かち合う。
だって何しろ、世界は小さなものなのだから。

世界中の子供たちが、自分の個性や文化を大切にし、笑顔で歌っている。
ここまで深く考えてボートに乗っている人は多くはないかもしれませんが、
音楽の力で確かにそれを感じられるからこそ、
世代や国境を越えて愛され続けているのだと思います。

パークで世界一幸せな船旅に出たみなさんは、この幸せなメッセージを胸に、
この小さな世界で大切な人を愛し、いつでも分かちあう心を忘れないでいてほしいです。

それでは、夢と魔法に溢れたみなさんの人生。
今日もすてきな旅のひとときをお過ごしくださいね。

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